お客様各位
【7月13日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=138円36銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ: 34347.43(+86.01)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8367.0(-4)
②午後売 : 8475.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 3.842(+0.0885)
④金: 1956.2(+24.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油: 75.75(+0.92)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1210円
②ロンドン午後:1220円
③N.Y. : 1220円
※ニューヨーク為替引値(円)
138.5-138.51(1.87円高-1.89円高)
【7月12日:昨日の状況】
※国内銅建値1220円 (7月12日より-20円)
《リサイクル率》
※電線スクラップのナゲット処理を行うと、
人手確保、電気代高騰などコストの問題、
品物の仕入れ(競争)など、様々な障壁に
ぶつかりますが、最も重大な課題は被覆材
の処理です。
※電線の被覆材は、大部分がPVCやPE(ほ
かゴム・麻・紙など)ですが、市中から回
収された電線スクラップは様々な品種が混
在している為、そのままナゲット加工(破
砕)すると被覆材も混在されて機械から排
出されます。
※被覆材が単品のプラスチック素材であれ
ば、まだ、再生ペレットを作ることが容易
ですが、混合の状態では、再生ペレットの
製造は実質上不可となります。
(ちなみに人件費の安い中国や東南アジア
では、混合素材から更に比重選別を行い、
再生ペレットを作っているので、被覆材の
再生率は日本よりはるかに高い。)
※混合されたプラスチックから、素材品質
の低い製品を作る手法も一部ありますが、
なかなか一般的ではありません。
出来上がった製品の販路を考慮すると、実
質的なリサイクルシステムが確立されてい
ないと言っていいでしょう。(つまり質の
悪い製品なので売りにくい)
※プラスチックリサイクルの再生を進める
には、新しい製品に使われる材料のうち、
再生プラスチックのリサイクル率を上げる
しかないと考えています。
※例えば、エアコンを1台新しく作るのな
ら、その中に使うプラスチックの内、最低
何パーセントは再生プラスチックを使わな
ければならないなど法律で義務化する。
そうでもしないと、なかなか再生プラスチ
ックの需要が高まらないのが現実です。
三菱電機の取り組みを添付しておきます。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/sustainability/environment/eco_sp/plastic_sp/recycling_rate/index.html
※雑線(ヤード持込):【7月12日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上
7月13日 相場情報